こちらの勉強会はすべて終了いたしました。ご参加有難うございました。

尚、全4回の勉強会の様子をブログに掲載しております。こちらからお読み頂けます。

第1回 こちら 第2回 こちら 第3回 こちら 第4回 <こちら>

 平成29年度かながわボランタリー活動推進基金21・協働事業負担金「地域における障害者の文化芸術体験活動支援事業

   認定NPO法人STスポット横浜、神奈川県保健福祉局福祉部障害福祉課、神奈川県県民局くらし県民部文化課

障害福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会

 昨今、文化芸術の分野においては、障害のある人を含む多様な人たちと関わることについて、多くの注目が集まっています。この勉強会では障害福祉と文化芸術の関わりを、作業所と地域とのつながり、精神障害のある人たちのまなざし、美術館での実践、聴覚障害のある人たちへの鑑賞機会の拡充、の4つの視点から考えていきます。各回ではグループディスカッションの時間も取る予定です。みなさんと一緒に障害福祉と文化芸術のより良いあり方について、考えを深めていきたいと思います。

  

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第1回 

作業所から見える風景、地域とつながる方法※終了しました。

 

日時:9月20日(水)19時~20時30分

会場:STスポット

ゲスト:鈴木励滋(地域作業所 カプカプ 所長)

 

 

横浜市旭区にある団地の中で障害者が働く喫茶店を開くことで、地域に住む高齢者やアーティストなどあらゆる背景を持つ人が集う場を作っている鈴木励滋さんに、カプカプの活動についてお話を伺いながら、福祉の中にアートのまなざしを向けることや地域とつながることで生まれる可能性について考えを深めます。

 

 

 

■ゲストプロフィール■

鈴木励滋(すずき れいじ)

1973年群馬県生まれ。1997年から地域作業所「カプカプ」の所長を務める。『生きるための試行エイブル・アートの実験』(フィルムアート社、2010年)や『季刊ピープルズ・プラン』(ピープルズ・プラン研究所)に寄稿するほか、演劇に関する批評や記事を『ユリイカ』(青土社)や『月刊ローソンチケット』、劇団ハイバイや劇団サンプルのパンフレットなどに執筆。『ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える』(学芸出版社、2016年)には、師匠である政治社会学の栗原彬氏との対談が掲載されている

第2回 

障害のある人たちの日々の生活に触れる

※終了しました。

 

日時:10月18日(水)19時~20時30分

会場:地域活動支援センターひふみ

ゲスト:中村麻美

    (地域活動支援センター ひふみ 施設長)

 

入所施設から地域へという流れのもと、障害のある人たちの生活のあり方が変わってきています。 この回では、身近であるはずなのに、意識されにくい精神障害に焦点をあてます。横浜市神奈川区で精神障害のある人たちの地域生活を支えるひふみの施設長である中村麻美さんと、さまざまな人が関わることのできる場づくりについて考えていきます。 

 

 

■ゲストプロフィール■

中村麻美(なかむら あさみ)

2012年より横浜市神奈川区にある「地域活動支援センターひふみ」に勤務。精神障害のある人たちの日中活動の場を運営している。障害福祉に関わる以前は、2005〜2012年まで世田谷パブリックシアターの学芸に所属し、劇場内及び地域におけるワークショップ活動を主に担当していた。劇場勤務時代において体得した地域の様々な人たちとの関わりや、場の作り方などを、今現在の障害福祉の現場において活かしつつ、日々試行錯誤している。

 


第3回 

みんなが楽しめる美術館って?

※終了しました。

 

 

日時:11月16日(木)13時30分~15時30分

会場:横須賀美術館

ゲスト:立浪佐和子(横須賀美術館 学芸員)

 

 

障害者向けワークショップやパフォーマンスなど、横須賀美術館が開館当初からつづけている福祉関連事業や、障害者などへの鑑賞サポートを通して、障害の有無や世代に関わらず美術館を楽しんでもらうための工夫について伺います。また開館10周年を迎え、ワークショップやアウトリーチの内容について、継続してきたからこそ見えてくる課題を共有し、考えを深める場をつくります。

  

■ゲストプロフィール■

立浪佐和子(たちなみ さわこ)

金沢美術工芸大学大学院芸術学専攻修了。2005年より横須賀美術館学芸員。展覧会事業のほか、地域の学校や保育園との連携プログラム、福祉関連の普及事業を担当。昨年から神奈川県内の公立美術館の学芸員が集まり、美術館における社会包摂を考えるプロジェクト「マルパ(MULPA)」に参加。

 

第4回 

舞台と観客の関係づくり~舞台手話通訳の現在

※終了しました。

 

日時:11月29日(水)19時~20時30分

会場:STスポット

ゲスト:米内山陽子

             (劇作家 演出家 舞台手話通訳)

 

いろんな人たちと舞台を楽しみたいと考えた時に、想定されているのはどのような人たちでしょうか。ここでは、聴覚に障害のある人たちに向けた取組みとして行われている舞台手話通訳の紹介を中心に、舞台と観客をつなぐ方法について、米内山陽子さんと一緒に考えていきます。

 

 

 

■ゲストプロフィール■

 米内山陽子(よないやま ようこ)

ろうの両親の元に生まれたネイティブサイナー。1992年から俳優として演劇を始める。1999年に作・演出に転向。2011年に執筆した戯曲の公演で、小劇場初の舞台手話通訳に立つ。舞台を中心に手話翻訳、指導を行う。2012年にユニット「チタキヨ」を立ち上げ、劇場外での演劇を行っている。

 



■参加費■

各回500円、第3回のみ別途所蔵品展観覧料(一般310円)が必要です。

※4回連続のご参加をお勧めしますが、1回ごとのご参加も可能です。

 

■対象■

障害者との文化芸術活動に取り組んでいる、もしくは取り組みたいと考えている方。

主に文化施設や芸術団体に関わる方を想定していますが、

ご興味をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。

 

■定員■

各回20名(先着順、要事前申込)

 

■お申込み、お問合せ■

件名を「勉強会参加」として、

以下の内容をこちらのメールアドレス(community@stspot.jp)までお送りください。

こちらからの返信をもってご予約完了となります。

(1)お名前(ふりがな)

(2)ご所属(あれば)

(3)参加ご希望の回

(4)当日連絡用の電話番号

(5)メールアドレス

(6)この勉強会に期待すること

    ※短くて構いませんので、ぜひお知らせください。出来る限り内容にも反映させていきたいと思います。

 


■アクセス■

◎STスポット(第1回、第4回)

〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1

・各線「横浜」駅から徒歩10分。


◎地域活動支援センターひふみ(第2回)

〒221-0802 神奈川県横浜市神奈川区六角橋6-2-13

・東急東横線「白楽」駅西口より徒歩15分。

・横浜市営地下鉄ブルーライン「岸根公園」駅出口2より徒歩10分。


◎横須賀美術館(第3回)

〒239-0813 神奈川県横須賀市鴨居4-1

・京浜急行「馬堀海岸」駅1番乗り場から京急バス「観音崎」行(須24、堀24)

 「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」(約10分)下車、徒歩約2分。

・JR「横須賀」駅3番乗り場から京急バス「観音崎」行(須24)

 「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」(約35分)下車、徒歩約2分。

 

 



■お問合せ■

認定NPO法人STスポット横浜 地域連携事業部

担当:田中真実、川村美紗

〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビル208

TEL:045-325-0410 FAX:045-325-0414 MAIL:community@stspot.jp

 

■協力■ 地域活動支援センターひふみ