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違いが生み出すこと

JR茅ヶ崎駅を降り、どこかレトロな雰囲気が漂う店が並ぶ道を

分岐に迷いながら10分ほど歩くと、

松林のなかに建つ茅ヶ崎市美術館にたどり着きました。

今回は学芸員の藤川悠さんに、美術館と障害のある方のかかわりについて

お話を伺いました。

 

茅ヶ崎市美術館は、神奈川県内4館の公立美術館の館長・学芸員などが

多様性を認め合う社会を目指して、

美術館の教育普及事業をどのように展開すべきかを検討する

「マルパ(MULPAMuseum UnLearning Program for ALL /

 みんなでまなびほぐす美術館社会を包む教育普及事業)」

というプロジェクトに参加しています。

7月には第1回のフォーラムが開催され、

藤川さんも実行委員として関わっていました。

フォーラムでは、オープニングトークのテーマを

「障害を超えるアートプログラム・美術館とは」とし、

その後のワールドカフェは実際に障害を抱える当事者の方を交えながら、

「みんなで楽しめるアートプログラム・美術館」について

参加者で考えを深める内容でした。

「フォーラムでは『障害者だから』ということではなく、

『人に違いがあるのは当たり前』ということをテーマに考えていた」

と藤川さんは話します。

それは茅ヶ崎市美術館で藤川さんが感じている障害がある方への考え方でもあります。

「障害者を『助ける』のではなく、一緒にたのしむような取り組みがしたい」

と、現在構想している障害のある方との企画を話してくださいました。

 

「障害者との関わりをはじめ、互いの違う感覚を共有することは、

なにかを生み出すことにつながるのではないかと考えている」と、

多様な人との交流・情報交換の場への期待を藤川さんは主張します。

それぞれの現場で、それぞれが実感していることを分かり合うことは

むずかしさもあると思います。

しかし、他分野の状況も含め、“違い”を知ること自体に

アートや美術館のあり方が広がる可能性につながるのだと感じました。

                             (2017/6/8訪問 川村)

小さな創作物から

横浜市磯子区の磯子区障害者地域活動ホームに伺いました。ちょうどクリスマス前の繁忙期が終わった利用者のみなさんが、休憩スペースで思い思いに過ごしています。

 

 室内には、大小さまざまな、吊り下げ式のおえかき帳が。そこには利用者の皆さんが描いたイラストが残っています。

 

「STスポットで行われた、第1回目(ゲスト:鈴木励滋さん)の勉強会に参加して、皆さんの自由な表現を見たいと思い作りました。鈴木さんがおっしゃっていた『ザツゼン』という言葉が心に残っています」と語るのは、担当職員の渡辺宗吾さん。

 

渡辺さんは、元々オーダーメイドの車いすを作る仕事をしていたといいます。障害のある方と、より密接な関わりを持ちたいと思い、磯子区障害者地域活動ホームで働くことになったそうです。

 

 鈴木さんの話を聞いた渡辺さんは、早速おえかき帳を設置してみたそうです。施設で余った紙を、いくつかのサイズに揃え紙の束にしました。利用者の皆さんは仕事の合間に、たくさんのペンを使い、自由に絵を描いています。付近の壁には、そのなかから選りすぐりの作品を展示しました。

 

 このほか、磯子区障害者地域活動ホームでは、使用済みの切手を集めています。トレイに好きな切手を貼り合わせたり、乾くと木のようになるねんどに切手を貼って、マグネットを作成してみたり。ひとつのことに集中して作業をするのが得意な人も多く、きれいな切手をどう再活用できるか、日々試行錯誤。そういった小さな創作物からも、どことなく利用者さんの性格が垣間見えます。

 

やがて室内では、皆で旅行に行った時のビデオを鑑賞する会がはじまりました。6年前の映像だそうで、懐かしい人たちの顔を、利用者の方だけでなく、スタッフやボランティアの方々も柔和な笑顔で見つめています。

 

 利用者の皆さんや、施設職員にとって、この場所は職場というだけでなく、たくさんの思い出が詰まったところでもあるのだなと感じました。おえかき帳には、そうした利用者の皆さんの生きた軌跡が、絵の形で残っています。


(2017/12/22訪問 加納)

地域のなかのチーム

JR・京王線橋本駅からバスで15分ほど、相模原市大島にある

ありのまま舎を訪れました。

周りには学校や住宅街があるのんびりした雰囲気で、

通所施設とグループホームが併設されている建物は、広々として明るい印象です。

所長の安田知明さんにお話をうかがいました。

 

ありのまま舎は今年で3年目に入る新しい施設で、

名前の通り、利用する方々のありのままを大切にし、

本人に合わせた作業や活動を提供することを考えているそうです。

また、グループホームでは法人の職員だけではなく

外部からヘルパーを入れて人との関わりを狭めないことで、

利用者の違った一面が引き出しているとのことで、

通所される方や、生活をする方が施設で過ごす

環境への配慮がされていることが感じられました。

 

安田さんは、若いころは群馬県高崎市にある国立コロニーに30年勤めていたそうです。

その頃は、群馬県内の約60施設が合同で展示やステージ発表を行う

イベントが開催され、施設間の交流になっていました。

賞が用意されており、講師を招いて練習をするなど

施設全体で力を入れて金賞を目指していたことを、

安田さんは楽しそうにお話してくださいました。

また、研修会として県内の職員が集まる機会もあったそうで、

群馬県内の施設同士のつながりが強かったことがうかがえます。

 

そのようなつながりは、相模原でも作れたらよい、と安田さんは話します。

ありのまま舎は始まったばかりですが、

近隣の施設との交流や、合同イベントの開催など、

“あったらいいな”と思うことがあるそうです。

 

数百人が一緒に暮らすコロニーから、数人が地域の中で暮らすグループホームまで、

障害者の生活の変遷を見てきた安田さんのお話をうかがい、

地域で暮らすことが当たり前とされつつある今こそ、

その地域で障害者の生活を一緒に考えられる

チームがあることが求められていると感じました。

 

(2017/6/8訪問 川村)

 

◇ありのまま舎ウェブサイトはこちら http://www.arinomamasha.or.jp/

それぞれの楽しみ

横浜市泉区、市営地下鉄ブルーライン下飯田駅のすぐそばにある、

よこはまリバーサイド泉Ⅲのぞみ・ひまわりに伺いました。

よこはまリバーサイド泉Ⅲは、身体障害者が日中通所される『生活介護事業所 のぞみ』と、

身体障害児が放課後通う『放課後等児童デイサービス(主に重度心身障害児) ひまわり』が

同じ施設の中にあります。

今回は、のぞみの主任とボランティア担当職員、ひまわりで同じくボランティア担当職員の3名にお話を伺いました。

 

のぞみの定員は20名で、1日だいたい20名前後の方が利用しています。

午前中は多目的ホールに全員で集まって集団活動をし、

午後は車いすから降りて身体をほぐす時間を作っているそうです。

伺った日は、折り紙であじさいを作ったり、七夕飾りの準備をしたりしていました。

ひまわりを利用する子どもたちは、15名が放課後の2時間程度、集団活動や個別活動を行い過ごしています。

 

利用されている方は、大人も子どもも音に興味がある方が多く、

太鼓や鈴の音を聴いたり、自分で鳴らしたり、振動を感じたりとそれぞれの楽しみ方があるそうです。

人によっては楽器の音が発作につながることもあるので注意が必要ですが、

それでもやってみないと引き出せない反応があるといいます。

施設にいる時間は短いため、必要なケアを行うことと活動をより充実したものになるように

新しい取り組みも検討しているそうです。

「特に重症心身障害児者(重度の肢体不自由と知的障害が重複した障害がある方)向けの活動については、

参考となる取組み事例が少なく、職員向け研修があったらぜひ参加したい」という意見も挙がっていました。

 

障害が重くても実感を持って日々を過ごす活動があること。

職員の方々が持つ役割の大きさを感じました。                     

                                   (2017/6/12訪問 川村) 

みんなが楽しめる美術館って?

1116日(木)『障害者福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』第3回を行いました。

今回は、ゲストである立浪佐和子さんが学芸員をされている、

横須賀美術館のワークショップルームをお借りしての開催となりました。

当日は第1回からご参加の方だけでなく、第3回からご参加の方も多くいらっしゃって、会場は満席になりました。

 

海辺に建つ横須賀美術館のワークショップルームには、海が眺める大きな窓があり、

快晴のこの日は、雲ひとつない空と青く広々とした海を見渡すことができました。

「横須賀美術館の魅力のひとつを堪能していただけそうです」と立浪さん。

 

2007年にオープンした横須賀美術館は、今年で10周年を迎えます。

開館以来、展覧会だけでなく、教育普及事業の一環として、福祉関連事業にも力を入れられてきたそうです。手探りで進めて来られた、教育普及活動を支える5つの柱の中で、「すべての人に開かれた美術館」を目指す福祉活動の展開について主にお話いただきました。

 

開館当初は、「床や室内を汚すことを気にせず芸術活動をしたい」などの要望に、設備的・人員的に対応が難しかったことがあったそうで、そこから自分たちにできるサポートを考え、今のかたちになったと言います。

最初にご紹介いただいたのは、特別支援学校に赴き、横須賀美術館に出かける前に行なわれる出前授業についてです。どう鑑賞すればいいか、一見とっつきづらい美術作品の、多様な見方を提示しながら、美術館の楽しさを伝える授業を行い、実際の鑑賞へとつなげていきます。

 

また、開館当初から続けていらっしゃる、障害児向けワークショップの「みんなのアトリエ2017」についてもご紹介くださいました。参加対象は、20歳以下の障害児者というだけで、障害の程度は問いません。また、普段はケアをする側でもあるご兄弟も積極的に誘って、誰でも参加できる枠組みを作りました。

年に12回は、障害のある方を対象としたワークショップやパフォーマンスも開催されています。ダンスや音楽、人形劇など、テーマもさまざまに開催し、障害者とアーティストの出会いの場づくりを行ってきました。

2005年から行われている福祉講演会では、「視覚障害者の美術鑑賞」をひとつの切り口にして、「触察本」の先行事例や、「さわれる美術作品」を触覚によって鑑賞する活動について、海外のすぐれた事例を紹介してきました。

一方で、紹介はしてきたものの、横須賀美術館でどのように実際取り入れていくかということについては、まだまだこれからだとおっしゃいます。

見ればわかる、という美術のあり方から、それぞれの人に合わせた鑑賞の方法を提示するために、どのようなやり方をすれば、何を排除すれば絵の本質に近づくのだろうかという模索は続いています。

 

「手探りでやってきた10年、完成したかたちはありません。

決まったひとつのかたちはなく、たくさんメニューがあって、その人にあったものを提示できることが理想です」と、立浪さんは語ります。

 

今後の課題として、地域の福祉施設との連携について挙げられました。

さまざまな取組に、横須賀市内からの参加者が少ないこともあり、市内の障害福祉のコミュニティへのアプローチを始めています。

また、福祉施設の方とコミュニケーションをとっていく中で、

「いつでも来てください」とお誘いすると、「え、いいんですか?!」と驚かれる場面があり、美術館と福祉施設双方に遠慮している実情があることに気付いたそうです。

「大きい潮流に流されず、できることや必要とされていることを無期限に提供できるようになりたい」という立浪さんの言葉に、刹那的に終わるのではない、障害福祉・文化芸術の両者にとって、長く居心地のよい協働のあり方について考えさせられました。

 

その後は、美術館で工夫されて作ってらっしゃるワークシートを用いながら、美術館の鑑賞を行い、最後に少人数に分かれて感想について話し合いました。

障害福祉や文化芸術の双方の悩みや、協働のあり方について、興味深い意見が飛び交いました。普段は出会う機会が多いとはいえない、障害福祉関係者や文化芸術関係者が出会い、対話を重ねること、その積み重ねの重要性を改めて感じました。

時間を過ぎても残って話を続けてらっしゃる方や、当日出会った方と話が盛り上がって、勉強会が終わった後、美術館のカフェで話の続きをされる方もいらっしゃって、話が尽きることがないご様子でした。

立浪さんが時間を掛けて取り組んで来られた美術館の取組を通して、「誰もが楽しめる文化芸術のあり方」について考えを深める機会になったのではないかと思います。

(弓井)

想像力を働かせて

横浜市保土ケ谷区にアディクション(依存症) も含めた精神の方の自立訓練(生活訓練)を

行う事業所を持つステラポラリスに見学の相談をしたところ、

「月2回音楽ワークショップをしているので、ぜひそちらにいらしてください」とのこと。

ワークショップ会場である横浜駅から少し歩いたところにある、フォーク喫茶『元気です』にお邪魔しました。

 

音楽ワークショップでは、ラテンパーカッション奏者の加藤ちゃぼさんを講師に、

ラテン打楽器や、ステラポラリスのみなさんお手製の楽器をみんなで鳴らします。

私たちもワークショップに参加させていただき、

自分でリズムを作ったり、誰かのリズムをまねたり、音楽に合わせたり、

夢中になって楽器を鳴らしました。

ステラポラリスのみなさんも、

リズムに集中する緊張感と、リズムで遊ぶ自由さを楽しんでいる様子でした。

 

音楽活動のきっかけは、理事長である壁田英一さんが

フォーク喫茶『元気です』の常連客だったことからつながりができ、

4年前から『元気です』の音楽イベントに利用者が参加したり、

共同で小さなホールを借りてライブイベントをしたりするようになったそうです。

2017年4月にも地球市民かながわプラザで『元気です』と合同で音楽イベントを企画し、

『元気です』のお客さんのステージ発表や、当事者の体験談などのプログラムを行いました。

加藤ちゃぼさんとも『元気です』で知り合ったそうです。

 

音楽を通して、障害の有無に関わらず人がつながる場を築いてきた壁田さんですが、

「最近はうつ病など精神病に対する認知度は少しずつ上がってきたが、

当事者や家族が周囲に打ち明けづらいなど、まだまだ偏見や壁があると感じている。」

と話します。

また、「精神障害者は病院の精神科デイケアサービスに通っている方が多いが、

医療制度の枠組みの中では、地域の方と関わるようなプログラムは用意されていないのが実情」

と地域移行の支援に対して課題を感じていることを話してくださいました。

さらに、依存症を抱えた方が地域で暮らすことついて、

「街に出れば、あちこちにアルコールやパチンコ店など依存の対象となるものがある。

対象と距離を置かなければいけないと考えていては、社会生活が送れるようにはならない」

と、依存対象との向き合い方を壁田さんは考えています。

 

病気を抱えながらも生活は続きます。

当事者の“自立”や“生活”のかたちを、想像力を働かせて捉えていることを感じました。

そしてステラポラリスでの音楽活動は、偏見や制度の壁などと関係なく、

「音楽が好き」「たのしい」といったシンプルな気持ちで当事者と地域をつなげているように思いました。

 

 

(2017年5月24日訪問 川村)

障害のある人たちの日々の生活にふれる

 10月18日(水)『障害福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』第2回を行いました。

今回は、ゲストである中村麻美さんが施設長をされている、

地域活動支援センターひふみの場所をお借りしての開催となりました。

前回に続き多くの方にお集まりいただき、

参加者を目の前にした中村さんが思わず「圧迫感が…」とたじろぐ盛況でした。

会場には、先日ひふみに通うメンバーの皆さんで書いた習字が飾られ、

ひふみでの日常を垣間見ることもできました。

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日常に溶け込むアート

横浜市瀬谷区、瀬谷駅から徒歩20分ほどの住宅街の中にある、

せや福祉ホームを訪れました。

入り口には手作り感のある、かわいらしい看板が掲げられています。

この日は月2回開かれている美術教室「アトリエ・メイメイ」の活動があるということで、

担当職員である田中弘正さん案内のもと、見学させていただきました。

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作業所から見える風景、地域とつながる方法

9月20日(水)、『障害福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』の

第1回をSTスポットにて行いました。

今回は「作業所から見える風景、地域とつながる方法」というタイトルで、

横浜市旭区にある地域作業所カプカプの所長である、

鈴木励滋さんにお話しいただきました。

当日は文化芸術関係者や福祉関係者などで会場は満席となり、

多くの方から関心が寄せられていることが感じられました。

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市民に開かれた美術館

目の前には青々とした芝生に紺碧の海、

この日は初夏とはいえ汗ばむ陽気だったことも相まって、

なんだか夏休みを想起させられながら、横須賀美術館を訪れました。

開館当初から障害児向けワークショップや、福祉講演会など、

福祉事業を継続してきた横須賀美術館のこれまでの取り組みや今後の課題について、

学芸員の立浪佐和子さんにお話しを伺いました。

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一緒に楽しく

横浜市旭区瀬谷区にある生活介護事業所、飛行船に伺いました。

もともとはダンスホールだったという施設はとても広く、

壁の掲示物の隙間からは鏡がのぞいていて、名残が感じられます。

1日30名程度、18~65歳の方が利用しており、

同じ法人が運営している作業所から、

活動内容やペースを見直して飛行船に移ってきた方もいるそうです。

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ファールニエンテ

横浜市営地下鉄下飯田駅の目の前にあるレストラン、

『ファールニエンテ』に出かけました。

平日のランチタイムの店内はほぼ満席です。

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心をほぐすツール

横浜市南区弘明寺にある『つながるcafé』のオープンデーにお邪魔しました。

つながるcaféは、うつ病やひきこもりの方の居場所としてあります。

毎日、午前午後とプログラムが用意されていますが、それぞれの方の無理のない中で、好きなときに好きなように参加してよいそうです。

オープンデーは、見学希望や通所に興味がある方向けに、

誰でも参加できる日として月3回設けられています。

この日のプログラムは塗り絵でした。

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生活をいきいきと

横浜市戸塚区、工場が立ち並ぶ中に指定就労継続支援B型作業所スマイルワークスがあります。

菓子箱などのパッケージの組み立てや、シール貼りなど多くの受託作業を行っており、

部屋中に段ボールが山積みになっていました。

運営する株式会社スマイルワンの代表取締役である星野斉さんにお話を伺いました。

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こそあどぐるんのハンバーガー

施設をたずねて伺ったお話の他に、

ヒアリングの合間に立ち寄ったところで、

見たり感じたり味わったりしたものも随時紹介していきたいと思います。

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充実した1日を

横浜市旭区白根にある障害者支援施設光の丘は、

長い坂を上ったところにありました。

施設の4階にある食堂には『展望食堂 富士』と名前がついているほど、

見晴らしのいい場所です。

今回は、課長の石川富士夫さんと支援主任の西山枝里さんに

施設を案内していただき、お話を伺いました。

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人をつなぐ機会

旭区鶴ヶ峰駅すぐ近くの鶴ヶ峰商店街の中にある

旭区地域生活支援拠点ほっとぽっとは、

心の病を持つ方の暮らしをサポートする場所です。

フリースペースとなっている本体とは別に建物を持っており、

8年ほど前から『ほっとたつはな亭』として文化活動を行っています。

今回はほっとぽっとの拠点長である川田剛さんと、

ピアスタッフの和田千珠子さん、活動を支える市民ボランティアの皆さんに

ほっとたつはな亭の活動についてお話を伺いました。

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「かわいい!」製品たち

 横浜市神奈川区反町にあるYSK作業所に伺いました。

ビルの中の1室が作業所になっており、

大きなテーブルを囲んで作業をしている人や、

ミシンに向かっている人がいます。

壁には色とりどりのミシン糸が置いてあり、とても華やかです。

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つなぐとつくるの間

大船駅から徒歩15分ほどの場所にある障害者支援施設、リエゾン笠間。

50名ほどの主に身体障害を持った入所者が暮らす生活棟に囲まれて、

敷地の真ん中には広々とした芝生があり開放的な雰囲気です。

主任であり看護師の肩書も持つ湯川芳代さんにお話しを伺いました。

 

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立ち止まって表現を

まどか工房は、横浜市旭区鶴ヶ峰駅周辺に3つの工房を持っており、

それぞれまどか工房Ⅰ・ⅠⅠ・ⅠⅠⅠとして、

主に知的障害を持った方が製菓作業、弁当製造、喫茶・下請け作業に分かれて

仕事に取り組んでいます。

まずはまどか工房Ⅰを訪れました。

 

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ブログはじめます

福祉施設のヒアリングレポートや、
ワークショップ実施の様子など、
日々のあれこれをお知らせします。

 

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違いが生み出すこと

JR茅ヶ崎駅を降り、どこかレトロな雰囲気が漂う店が並ぶ道を

分岐に迷いながら10分ほど歩くと、

松林のなかに建つ茅ヶ崎市美術館にたどり着きました。

今回は学芸員の藤川悠さんに、美術館と障害のある方のかかわりについて

お話を伺いました。

 

茅ヶ崎市美術館は、神奈川県内4館の公立美術館の館長・学芸員などが

多様性を認め合う社会を目指して、

美術館の教育普及事業をどのように展開すべきかを検討する

「マルパ(MULPAMuseum UnLearning Program for ALL /

 みんなでまなびほぐす美術館社会を包む教育普及事業)」

というプロジェクトに参加しています。

7月には第1回のフォーラムが開催され、

藤川さんも実行委員として関わっていました。

フォーラムでは、オープニングトークのテーマを

「障害を超えるアートプログラム・美術館とは」とし、

その後のワールドカフェは実際に障害を抱える当事者の方を交えながら、

「みんなで楽しめるアートプログラム・美術館」について

参加者で考えを深める内容でした。

「フォーラムでは『障害者だから』ということではなく、

『人に違いがあるのは当たり前』ということをテーマに考えていた」

と藤川さんは話します。

それは茅ヶ崎市美術館で藤川さんが感じている障害がある方への考え方でもあります。

「障害者を『助ける』のではなく、一緒にたのしむような取り組みがしたい」

と、現在構想している障害のある方との企画を話してくださいました。

 

「障害者との関わりをはじめ、互いの違う感覚を共有することは、

なにかを生み出すことにつながるのではないかと考えている」と、

多様な人との交流・情報交換の場への期待を藤川さんは主張します。

それぞれの現場で、それぞれが実感していることを分かり合うことは

むずかしさもあると思います。

しかし、他分野の状況も含め、“違い”を知ること自体に

アートや美術館のあり方が広がる可能性につながるのだと感じました。

                             (2017/6/8訪問 川村)

小さな創作物から

横浜市磯子区の磯子区障害者地域活動ホームに伺いました。ちょうどクリスマス前の繁忙期が終わった利用者のみなさんが、休憩スペースで思い思いに過ごしています。

 

 室内には、大小さまざまな、吊り下げ式のおえかき帳が。そこには利用者の皆さんが描いたイラストが残っています。

 

「STスポットで行われた、第1回目(ゲスト:鈴木励滋さん)の勉強会に参加して、皆さんの自由な表現を見たいと思い作りました。鈴木さんがおっしゃっていた『ザツゼン』という言葉が心に残っています」と語るのは、担当職員の渡辺宗吾さん。

 

渡辺さんは、元々オーダーメイドの車いすを作る仕事をしていたといいます。障害のある方と、より密接な関わりを持ちたいと思い、磯子区障害者地域活動ホームで働くことになったそうです。

 

 鈴木さんの話を聞いた渡辺さんは、早速おえかき帳を設置してみたそうです。施設で余った紙を、いくつかのサイズに揃え紙の束にしました。利用者の皆さんは仕事の合間に、たくさんのペンを使い、自由に絵を描いています。付近の壁には、そのなかから選りすぐりの作品を展示しました。

 

 このほか、磯子区障害者地域活動ホームでは、使用済みの切手を集めています。トレイに好きな切手を貼り合わせたり、乾くと木のようになるねんどに切手を貼って、マグネットを作成してみたり。ひとつのことに集中して作業をするのが得意な人も多く、きれいな切手をどう再活用できるか、日々試行錯誤。そういった小さな創作物からも、どことなく利用者さんの性格が垣間見えます。

 

やがて室内では、皆で旅行に行った時のビデオを鑑賞する会がはじまりました。6年前の映像だそうで、懐かしい人たちの顔を、利用者の方だけでなく、スタッフやボランティアの方々も柔和な笑顔で見つめています。

 

 利用者の皆さんや、施設職員にとって、この場所は職場というだけでなく、たくさんの思い出が詰まったところでもあるのだなと感じました。おえかき帳には、そうした利用者の皆さんの生きた軌跡が、絵の形で残っています。


(2017/12/22訪問 加納)

地域のなかのチーム

JR・京王線橋本駅からバスで15分ほど、相模原市大島にある

ありのまま舎を訪れました。

周りには学校や住宅街があるのんびりした雰囲気で、

通所施設とグループホームが併設されている建物は、広々として明るい印象です。

所長の安田知明さんにお話をうかがいました。

 

ありのまま舎は今年で3年目に入る新しい施設で、

名前の通り、利用する方々のありのままを大切にし、

本人に合わせた作業や活動を提供することを考えているそうです。

また、グループホームでは法人の職員だけではなく

外部からヘルパーを入れて人との関わりを狭めないことで、

利用者の違った一面が引き出しているとのことで、

通所される方や、生活をする方が施設で過ごす

環境への配慮がされていることが感じられました。

 

安田さんは、若いころは群馬県高崎市にある国立コロニーに30年勤めていたそうです。

その頃は、群馬県内の約60施設が合同で展示やステージ発表を行う

イベントが開催され、施設間の交流になっていました。

賞が用意されており、講師を招いて練習をするなど

施設全体で力を入れて金賞を目指していたことを、

安田さんは楽しそうにお話してくださいました。

また、研修会として県内の職員が集まる機会もあったそうで、

群馬県内の施設同士のつながりが強かったことがうかがえます。

 

そのようなつながりは、相模原でも作れたらよい、と安田さんは話します。

ありのまま舎は始まったばかりですが、

近隣の施設との交流や、合同イベントの開催など、

“あったらいいな”と思うことがあるそうです。

 

数百人が一緒に暮らすコロニーから、数人が地域の中で暮らすグループホームまで、

障害者の生活の変遷を見てきた安田さんのお話をうかがい、

地域で暮らすことが当たり前とされつつある今こそ、

その地域で障害者の生活を一緒に考えられる

チームがあることが求められていると感じました。

 

(2017/6/8訪問 川村)

 

◇ありのまま舎ウェブサイトはこちら http://www.arinomamasha.or.jp/

それぞれの楽しみ

横浜市泉区、市営地下鉄ブルーライン下飯田駅のすぐそばにある、

よこはまリバーサイド泉Ⅲのぞみ・ひまわりに伺いました。

よこはまリバーサイド泉Ⅲは、身体障害者が日中通所される『生活介護事業所 のぞみ』と、

身体障害児が放課後通う『放課後等児童デイサービス(主に重度心身障害児) ひまわり』が

同じ施設の中にあります。

今回は、のぞみの主任とボランティア担当職員、ひまわりで同じくボランティア担当職員の3名にお話を伺いました。

 

のぞみの定員は20名で、1日だいたい20名前後の方が利用しています。

午前中は多目的ホールに全員で集まって集団活動をし、

午後は車いすから降りて身体をほぐす時間を作っているそうです。

伺った日は、折り紙であじさいを作ったり、七夕飾りの準備をしたりしていました。

ひまわりを利用する子どもたちは、15名が放課後の2時間程度、集団活動や個別活動を行い過ごしています。

 

利用されている方は、大人も子どもも音に興味がある方が多く、

太鼓や鈴の音を聴いたり、自分で鳴らしたり、振動を感じたりとそれぞれの楽しみ方があるそうです。

人によっては楽器の音が発作につながることもあるので注意が必要ですが、

それでもやってみないと引き出せない反応があるといいます。

施設にいる時間は短いため、必要なケアを行うことと活動をより充実したものになるように

新しい取り組みも検討しているそうです。

「特に重症心身障害児者(重度の肢体不自由と知的障害が重複した障害がある方)向けの活動については、

参考となる取組み事例が少なく、職員向け研修があったらぜひ参加したい」という意見も挙がっていました。

 

障害が重くても実感を持って日々を過ごす活動があること。

職員の方々が持つ役割の大きさを感じました。                     

                                   (2017/6/12訪問 川村) 

みんなが楽しめる美術館って?

1116日(木)『障害者福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』第3回を行いました。

今回は、ゲストである立浪佐和子さんが学芸員をされている、

横須賀美術館のワークショップルームをお借りしての開催となりました。

当日は第1回からご参加の方だけでなく、第3回からご参加の方も多くいらっしゃって、会場は満席になりました。

 

海辺に建つ横須賀美術館のワークショップルームには、海が眺める大きな窓があり、

快晴のこの日は、雲ひとつない空と青く広々とした海を見渡すことができました。

「横須賀美術館の魅力のひとつを堪能していただけそうです」と立浪さん。

 

2007年にオープンした横須賀美術館は、今年で10周年を迎えます。

開館以来、展覧会だけでなく、教育普及事業の一環として、福祉関連事業にも力を入れられてきたそうです。手探りで進めて来られた、教育普及活動を支える5つの柱の中で、「すべての人に開かれた美術館」を目指す福祉活動の展開について主にお話いただきました。

 

開館当初は、「床や室内を汚すことを気にせず芸術活動をしたい」などの要望に、設備的・人員的に対応が難しかったことがあったそうで、そこから自分たちにできるサポートを考え、今のかたちになったと言います。

最初にご紹介いただいたのは、特別支援学校に赴き、横須賀美術館に出かける前に行なわれる出前授業についてです。どう鑑賞すればいいか、一見とっつきづらい美術作品の、多様な見方を提示しながら、美術館の楽しさを伝える授業を行い、実際の鑑賞へとつなげていきます。

 

また、開館当初から続けていらっしゃる、障害児向けワークショップの「みんなのアトリエ2017」についてもご紹介くださいました。参加対象は、20歳以下の障害児者というだけで、障害の程度は問いません。また、普段はケアをする側でもあるご兄弟も積極的に誘って、誰でも参加できる枠組みを作りました。

年に12回は、障害のある方を対象としたワークショップやパフォーマンスも開催されています。ダンスや音楽、人形劇など、テーマもさまざまに開催し、障害者とアーティストの出会いの場づくりを行ってきました。

2005年から行われている福祉講演会では、「視覚障害者の美術鑑賞」をひとつの切り口にして、「触察本」の先行事例や、「さわれる美術作品」を触覚によって鑑賞する活動について、海外のすぐれた事例を紹介してきました。

一方で、紹介はしてきたものの、横須賀美術館でどのように実際取り入れていくかということについては、まだまだこれからだとおっしゃいます。

見ればわかる、という美術のあり方から、それぞれの人に合わせた鑑賞の方法を提示するために、どのようなやり方をすれば、何を排除すれば絵の本質に近づくのだろうかという模索は続いています。

 

「手探りでやってきた10年、完成したかたちはありません。

決まったひとつのかたちはなく、たくさんメニューがあって、その人にあったものを提示できることが理想です」と、立浪さんは語ります。

 

今後の課題として、地域の福祉施設との連携について挙げられました。

さまざまな取組に、横須賀市内からの参加者が少ないこともあり、市内の障害福祉のコミュニティへのアプローチを始めています。

また、福祉施設の方とコミュニケーションをとっていく中で、

「いつでも来てください」とお誘いすると、「え、いいんですか?!」と驚かれる場面があり、美術館と福祉施設双方に遠慮している実情があることに気付いたそうです。

「大きい潮流に流されず、できることや必要とされていることを無期限に提供できるようになりたい」という立浪さんの言葉に、刹那的に終わるのではない、障害福祉・文化芸術の両者にとって、長く居心地のよい協働のあり方について考えさせられました。

 

その後は、美術館で工夫されて作ってらっしゃるワークシートを用いながら、美術館の鑑賞を行い、最後に少人数に分かれて感想について話し合いました。

障害福祉や文化芸術の双方の悩みや、協働のあり方について、興味深い意見が飛び交いました。普段は出会う機会が多いとはいえない、障害福祉関係者や文化芸術関係者が出会い、対話を重ねること、その積み重ねの重要性を改めて感じました。

時間を過ぎても残って話を続けてらっしゃる方や、当日出会った方と話が盛り上がって、勉強会が終わった後、美術館のカフェで話の続きをされる方もいらっしゃって、話が尽きることがないご様子でした。

立浪さんが時間を掛けて取り組んで来られた美術館の取組を通して、「誰もが楽しめる文化芸術のあり方」について考えを深める機会になったのではないかと思います。

(弓井)

想像力を働かせて

横浜市保土ケ谷区にアディクション(依存症) も含めた精神の方の自立訓練(生活訓練)を

行う事業所を持つステラポラリスに見学の相談をしたところ、

「月2回音楽ワークショップをしているので、ぜひそちらにいらしてください」とのこと。

ワークショップ会場である横浜駅から少し歩いたところにある、フォーク喫茶『元気です』にお邪魔しました。

 

音楽ワークショップでは、ラテンパーカッション奏者の加藤ちゃぼさんを講師に、

ラテン打楽器や、ステラポラリスのみなさんお手製の楽器をみんなで鳴らします。

私たちもワークショップに参加させていただき、

自分でリズムを作ったり、誰かのリズムをまねたり、音楽に合わせたり、

夢中になって楽器を鳴らしました。

ステラポラリスのみなさんも、

リズムに集中する緊張感と、リズムで遊ぶ自由さを楽しんでいる様子でした。

 

音楽活動のきっかけは、理事長である壁田英一さんが

フォーク喫茶『元気です』の常連客だったことからつながりができ、

4年前から『元気です』の音楽イベントに利用者が参加したり、

共同で小さなホールを借りてライブイベントをしたりするようになったそうです。

2017年4月にも地球市民かながわプラザで『元気です』と合同で音楽イベントを企画し、

『元気です』のお客さんのステージ発表や、当事者の体験談などのプログラムを行いました。

加藤ちゃぼさんとも『元気です』で知り合ったそうです。

 

音楽を通して、障害の有無に関わらず人がつながる場を築いてきた壁田さんですが、

「最近はうつ病など精神病に対する認知度は少しずつ上がってきたが、

当事者や家族が周囲に打ち明けづらいなど、まだまだ偏見や壁があると感じている。」

と話します。

また、「精神障害者は病院の精神科デイケアサービスに通っている方が多いが、

医療制度の枠組みの中では、地域の方と関わるようなプログラムは用意されていないのが実情」

と地域移行の支援に対して課題を感じていることを話してくださいました。

さらに、依存症を抱えた方が地域で暮らすことついて、

「街に出れば、あちこちにアルコールやパチンコ店など依存の対象となるものがある。

対象と距離を置かなければいけないと考えていては、社会生活が送れるようにはならない」

と、依存対象との向き合い方を壁田さんは考えています。

 

病気を抱えながらも生活は続きます。

当事者の“自立”や“生活”のかたちを、想像力を働かせて捉えていることを感じました。

そしてステラポラリスでの音楽活動は、偏見や制度の壁などと関係なく、

「音楽が好き」「たのしい」といったシンプルな気持ちで当事者と地域をつなげているように思いました。

 

 

(2017年5月24日訪問 川村)

障害のある人たちの日々の生活にふれる

 10月18日(水)『障害福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』第2回を行いました。

今回は、ゲストである中村麻美さんが施設長をされている、

地域活動支援センターひふみの場所をお借りしての開催となりました。

前回に続き多くの方にお集まりいただき、

参加者を目の前にした中村さんが思わず「圧迫感が…」とたじろぐ盛況でした。

会場には、先日ひふみに通うメンバーの皆さんで書いた習字が飾られ、

ひふみでの日常を垣間見ることもできました。

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日常に溶け込むアート

横浜市瀬谷区、瀬谷駅から徒歩20分ほどの住宅街の中にある、

せや福祉ホームを訪れました。

入り口には手作り感のある、かわいらしい看板が掲げられています。

この日は月2回開かれている美術教室「アトリエ・メイメイ」の活動があるということで、

担当職員である田中弘正さん案内のもと、見学させていただきました。

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作業所から見える風景、地域とつながる方法

9月20日(水)、『障害福祉と文化芸術の関わりを考える勉強会』の

第1回をSTスポットにて行いました。

今回は「作業所から見える風景、地域とつながる方法」というタイトルで、

横浜市旭区にある地域作業所カプカプの所長である、

鈴木励滋さんにお話しいただきました。

当日は文化芸術関係者や福祉関係者などで会場は満席となり、

多くの方から関心が寄せられていることが感じられました。

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市民に開かれた美術館

目の前には青々とした芝生に紺碧の海、

この日は初夏とはいえ汗ばむ陽気だったことも相まって、

なんだか夏休みを想起させられながら、横須賀美術館を訪れました。

開館当初から障害児向けワークショップや、福祉講演会など、

福祉事業を継続してきた横須賀美術館のこれまでの取り組みや今後の課題について、

学芸員の立浪佐和子さんにお話しを伺いました。

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一緒に楽しく

横浜市旭区瀬谷区にある生活介護事業所、飛行船に伺いました。

もともとはダンスホールだったという施設はとても広く、

壁の掲示物の隙間からは鏡がのぞいていて、名残が感じられます。

1日30名程度、18~65歳の方が利用しており、

同じ法人が運営している作業所から、

活動内容やペースを見直して飛行船に移ってきた方もいるそうです。

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ファールニエンテ

横浜市営地下鉄下飯田駅の目の前にあるレストラン、

『ファールニエンテ』に出かけました。

平日のランチタイムの店内はほぼ満席です。

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心をほぐすツール

横浜市南区弘明寺にある『つながるcafé』のオープンデーにお邪魔しました。

つながるcaféは、うつ病やひきこもりの方の居場所としてあります。

毎日、午前午後とプログラムが用意されていますが、それぞれの方の無理のない中で、好きなときに好きなように参加してよいそうです。

オープンデーは、見学希望や通所に興味がある方向けに、

誰でも参加できる日として月3回設けられています。

この日のプログラムは塗り絵でした。

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生活をいきいきと

横浜市戸塚区、工場が立ち並ぶ中に指定就労継続支援B型作業所スマイルワークスがあります。

菓子箱などのパッケージの組み立てや、シール貼りなど多くの受託作業を行っており、

部屋中に段ボールが山積みになっていました。

運営する株式会社スマイルワンの代表取締役である星野斉さんにお話を伺いました。

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こそあどぐるんのハンバーガー

施設をたずねて伺ったお話の他に、

ヒアリングの合間に立ち寄ったところで、

見たり感じたり味わったりしたものも随時紹介していきたいと思います。

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充実した1日を

横浜市旭区白根にある障害者支援施設光の丘は、

長い坂を上ったところにありました。

施設の4階にある食堂には『展望食堂 富士』と名前がついているほど、

見晴らしのいい場所です。

今回は、課長の石川富士夫さんと支援主任の西山枝里さんに

施設を案内していただき、お話を伺いました。

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人をつなぐ機会

旭区鶴ヶ峰駅すぐ近くの鶴ヶ峰商店街の中にある

旭区地域生活支援拠点ほっとぽっとは、

心の病を持つ方の暮らしをサポートする場所です。

フリースペースとなっている本体とは別に建物を持っており、

8年ほど前から『ほっとたつはな亭』として文化活動を行っています。

今回はほっとぽっとの拠点長である川田剛さんと、

ピアスタッフの和田千珠子さん、活動を支える市民ボランティアの皆さんに

ほっとたつはな亭の活動についてお話を伺いました。

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「かわいい!」製品たち

 横浜市神奈川区反町にあるYSK作業所に伺いました。

ビルの中の1室が作業所になっており、

大きなテーブルを囲んで作業をしている人や、

ミシンに向かっている人がいます。

壁には色とりどりのミシン糸が置いてあり、とても華やかです。

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つなぐとつくるの間

大船駅から徒歩15分ほどの場所にある障害者支援施設、リエゾン笠間。

50名ほどの主に身体障害を持った入所者が暮らす生活棟に囲まれて、

敷地の真ん中には広々とした芝生があり開放的な雰囲気です。

主任であり看護師の肩書も持つ湯川芳代さんにお話しを伺いました。

 

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立ち止まって表現を

まどか工房は、横浜市旭区鶴ヶ峰駅周辺に3つの工房を持っており、

それぞれまどか工房Ⅰ・ⅠⅠ・ⅠⅠⅠとして、

主に知的障害を持った方が製菓作業、弁当製造、喫茶・下請け作業に分かれて

仕事に取り組んでいます。

まずはまどか工房Ⅰを訪れました。

 

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ブログはじめます

福祉施設のヒアリングレポートや、
ワークショップ実施の様子など、
日々のあれこれをお知らせします。

 

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